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- 2016.07.13 Wednesday
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こんにちは、Dr.Yamamotoです。
初期の歯周病は、Silent Disease=沈黙の病と言われ、痛みをともなわない、進行に気がつかない病気の代表です。
つまり、痛みを感じて気がついたり、歯がグラグラしたりして異常に気がついたときには、取り返しのつかないところまで歯周病が進行してしまっている状態なのです。
そして、一度に数本の歯を失ってしまうということになってしまいます。
でも、初期の歯周病にも必ず症状はあるのです。
歯ぐきの色の変化・歯ぐきがはれる・朝起きて口中がネバつく等、思い当たることはないですか?
ブラッシングのとき、鏡の前で自分でセルフチェックを行うようにして、必ず歯科医院の定期検診は受けることをおすすめします。
こんにちは,Dr.Yamamotoです。
口腔内衛生は糖尿病や呼吸器疾患などにかかわることが指摘されています。
日常的にほとんど歯磨きをしない人は1日2回歯磨きする人に比べ心血管疾患リスクが1.7倍上昇するという研究結果が発表されました。
これは高血圧や喫煙,糖尿病と同じくらいのリスクがあるようです。
歯磨き習慣がないことによって歯周病が発生し,それが持続的な細菌感染,全身炎症,動脈硬化へとつながり,最終的に心血管疾患を発症すると推測されています。
歯磨きの習慣は心血管疾患の予防法でありうることがわかります。
口腔内衛生が他器官の疾患も予防する可能性があり,メインテナンスを定期的に行うことによってそのリスクを軽減できることを伝えていければと思います。
こんにちは、DR.Yamaguchiです。
この時期は、下町ではお祭りが行われています。
先週の土日に浅草の三社祭に参加してきました。
お神輿の担ぎ手は色とりどりの半纏を着ています。
やはり、半纏の似合う体型というのは、恰幅が良い人です。
恰幅が良い人はメタボリックシンドロームの可能性は高いです。
そして、歯周病に罹患している確率も高いそうです。
成人の約8割がかかる「口の生活習慣病」と言われる歯周病とメタボとの関係を一般市民を対象にした大規模調査で明らかにし、日本口腔科学会で発表されました。
滋賀県長浜市民約6000人に対する調査で重い歯周病を患う人ほど、
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になる確率の高いことがわかりました。
発表された教授は、「歯周病になるとかむ力が落ち、栄養のバランスが崩れるためだろう」といっています。
歯周病はけっして口の中だけのものではなく、全身疾患とも強く関係しています。
こんにちは、DR.Yamaguchiです。
今まで歯周病は全身疾患との関連性は取り上げてきました。
今回は、肝炎について関連性があるということです。
飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者が
歯周病菌を保有する割合は健康な人の約4倍と高く、
歯周病の治療で肝機能が大幅に改善することを突き止めました。
研究チームによると、歯周病と心臓病や脳卒中との関連は指摘されていますが、肝炎では初めてとのことです。
NASHは成人男性の3人に1人程度とされる脂肪肝の人のうち1〜2割を占めます。
進行すると肝硬変や肝臓がんを引き起こし、肥満との関連が指摘されているが、発症メカニズムは解明されていません。
研究チームがNASH患者102人の歯周病菌を調べたところ、保有率は52%で、健康な人と比べて約3.9倍でした。
また肥満状態のマウスに歯周病菌を投与すると、3カ月後に肝臓が平均約1.5倍に肥大化し、肝炎が悪化するなどでした。
歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり抗生物質で歯茎の炎症を抑えたりして治療した結果、3カ月後には平均すると肝機能の数値がほぼ正常になったとのことです。
歯周病に関しては様々なことが解明されてきましたが、まだまだ新しい研究が発表されそうですね。
よく、歯槽膿漏によく効く「歯磨き粉」はありませんか?
という質問をうけます。
個人的に思っているのは
「ありません」っていう答えです。
しかし、それでは???になりますから
唯一効果があるのは「コンクールF」という製品ですと言っています。
コンクールFはクロルヘキジンという
抗生剤が入っているため、その効果が認められているものです。
しかし、抗生剤にアレルギーのある方には注意が必要ですから
歯科医師の指示にて使用するようにしてください。
お口の中の細菌数がかなり減ることが
実験にて証明されています。
しかし、いくらお薬を使っても
物理的に細菌を除去することにはかないません。
ですから、基本となる歯ブラシと
歯科医院での定期的なチェックは必ずお願い致します。
絶対にお薬に頼らないようにしてください。