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  • 2016.07.13 Wednesday
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お口のなかのがんについて

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』 

南太平洋で地震があったようで現在太平洋側に津波警報が出ています。
現地ではかなりの死者がでているようで心配です。
ここ東京では本当に大きな地震がないので、いつくるのかちょっと心配してます。
人口密集地帯は被害が思ったより大きくなると聞いていますので、いつもそのための準備だけはしておきたいと思っています。

今回も「がん」についてお話いたします。

お口の中では、よく口内炎ができるため、がんではないかと心配して来院される患者様がいらっしゃいます。
しかし、あたりまえですが口内炎は1−2週間ほどで良くなってきますが、がんは全くその状態が変わりません。
あと、歯科医師がその部位をみればおおかた口内炎とのちがいを感じることができます。
ですから、心配でしたら早めに歯科医院へ行ってください。

確実にがんかどうかは、その組織をとって検査しないとわかりません。
しかし、私の場合は「これはがんに間違いない」と感じました。
粘膜の表面がいままでに見たことのない状態だったからです。
あと、私が経験したお口のなかのがんは全てが舌の奥の横のほうでした。

舌の横の部位はがんの好発部位なのです。

ですから、たまにあるのですが、その近くのところの歯が尖っていたり、入れ歯で舌を刺激していたりしたら必ず治療して治しておいて下さい。

舌のチェックはお口のなかでもやりやすいところなので是非やってみてください。

お口のなかのがん

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』 

きょうは、久しぶりの雨です。
ここ1ヶ月ほどは、あまり降っていないように記憶しております。
というのは、息子が1ヶ月ほど前に部活で足を骨折してしまい松葉杖だったからです。
関節部の骨折だったので普通より治るのに時間がかかるとのことで心配してます。

きのうは歯磨きとがんとの関係の報告でしたが、きょうは私の「個人的な見解」を述べたいと思います。

そもそも、お口は外界からの刺激をかなり受けるところだと思っています。
その刺激とは、食事においては「熱い」ものだったり「冷たい」ものだったり「辛い」ものだったり「甘い」ものだったりするわけで、時には「硬い」もの、「尖った」ものも食べたりするわけです。

そんなに刺激を受けるところが、もしすぐに「がん」になってしまうようであれば人間がいなくなってしまいます。

ですから、人間を作った神様は「お口」をがんに罹りにくくしたと思っています。
そのためか、お口のがんというのは全体からみるとかなり少ないのです。

しかし、しかしです。
がんになりにくいのですが、そのお口の抵抗力を超えてできてしまった「がん」は悪性のものが多い結果となってしまいます。

わたしが27年間、歯の治療をしてきてお口の「がん」だった方は3名です。
本当に、本当に少ない数だと思います。
でも、とても注意が必要ですね。








歯磨きとがんとの関係

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』 

秋の運動会の音があちこちから聞こえてきて、秋本番っていう感じです。
でも、なかなか体を動かす機会がないので「ウエスト」がやばくなってきました。
少々ズボンがきつくなってきているのがわかるので、運動をしてダイエットも始めようと思っています。
腰に痛いところが出てきたので一石二鳥かもしれません。

きょうの新聞に「歯磨き」が1日1回の人は1日2回以上の人より「お口のなかや食道のがん」に3割なりやすいとの記事が出ていました。

これは「愛知県がんセンター研究所」の報告で日本癌学会で発表予定ということなので、かなり信憑性が高いと思います。

また、この報告は3800人を対象としており「歯磨き」と「がん」との関連の報告は日本でも初めてということでした。

同研究所疫学予防部の松尾恵太郎室長は
「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役立つ」
と話しています。

ですから、その報告のなかで「全く磨かない人」の危険性は「2回以上磨く人」の2.5倍と高い値で出ています。

「歯磨き」は歯周病や虫歯の予防だけではなく「がん」の予防にも効果があることがわかったわけです。
1日2回以上の「歯磨き」がとても大切ということですね。




根管治療について

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

秋、真っ盛りです。
金木犀の香りがあちこちで流れてきます。
快晴の日でも暑くてしょうがないというこたがなくなり、ありがたいことです。
しかし、シルバーウィークのため今週は2日しかなかったので患者様には大変御迷惑おかけいたしました。

昨日は、根管治療についてちょっと触れたので、その続きです。

根管治療が他の治療と違って難しい最大の原因は治療部位が「見えない」ということにつきます。
最も見たいのが根尖部(根の先の部位)ですが当然、見えるはずがありません。

そのため、X線を使ったり、微量の電流を流して根の先の部位を見つける器械を使ったりします。
他にもCTを使っている歯科医もいるようですが被爆線量が多すぎて臨床的ではありません。
つまり、確実に問題のない治療だったかどうかは、誰にもわからないということです。

しかし、ほとんどの場合はX線でかなりのところまでわかります。

あと、根管治療が難しくなる理由は根管そのものが曲がっていたり、枝わかれしていることがあるからです。
そうなると、治癒率が大きく下がってしまいます。
ですから、歯によって大きく治療の難しさが変わってくるのが、この治療の特徴と言っていいかもしれません。

いずれにせよ、目にみえないところの治療なので、とても時間がかかってしまいます。
患者様にとっては「コリコリ」いったいなにを時間かけてやっているんだろう、と思われるかもしれませんが歯科医にとっても大変難しい治療なんです。

リコールについて

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

 巨人がセリーグ3連覇です。 原監督はWBCでも優勝だったので本当にすごいことだと思います。
 やはり、若手の活躍が勝因だったのではないでしょうか。
 その基本には「育成システム」があり、松本選手はその典型的な成功例です。
 政治の世界でもこんなシステムがあったらいいかもしれません。

 どうも、患者様の中には根管治療に興味をもっておられる方が多いようです。
 
 多くの歯をみてくると歯の神経を取ってしまっていることが予想以上に多いように思います。
 世界各国の歯科医の講演をみていますと日本人ほど歯の神経をとってしまっている人種は少ないように思います。

 なぜでしょうか?

 やはり歯に関する意識が違うように思います。

 昔、子供のカリエス罹患率が90パーセントを超えていた時期がありましたが今ではそのようなこと    はありません。
 さすがに日本も歯に関する意識が高くなってきたと感じます。
 しかし、まだまだ意識が低いと感じるのは歯科医院でのリコールを受けている人が少なすぎるからです。
 
 おそらく、毎年体の健康診断を受けている人より歯のリコールを受けている人のほうが少ないんじゃないかと思ってしまいます。
 
 アメリカのようにリコールを受けることが当然になるような「文化」を日本でも是非作っていきたいものです。
 
 

 
 

QOLについて

 『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

きのう、酒井法子さん記者会見しました。
改めて『薬』の怖さを実感しました。

何度も言いますが『みんな最初は軽い気持ちで始めます』
ですから、この『最初』が肝心なのです。
『始まった』時はもう遅いのです。

「良い歯医者」については今回でいったん終了です。

最後に2つ言いたいと思います。
1つは「先生との相性」です。
歯科医師も人間ですから患者様との相性も感じます。同様に、患者様も歯科医師との相性を感じると思います。リコールとかを含めると結構長い期間のお付き合いとなりますので「相性」というのも大切にして下さい。曖昧な言い方ですみません。

あともう1つは「QOL」について深く考えているかどうかです。
同じ結果の治療であっても、途中食事が摂れなくなったり、痛みが強かったりしたのでは日常の生活が普通に営めなくなってしまうからです。

現在、仕事をしながら治療を受けていらっしゃる方がとても多いので、日常の生活に支障のないように歯の治療を進めていくことはとても大切な要素になっています。

治療中だけではなく、終わってからのことまで考えているのかどうかは、患者様にとってはかなり
「重要な事項」
となるはずです。
わたしは、このQOLをとても重要なことと認識しております。


サカンドオピニオン

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』 

 いよいよ民主党政権の発足です。
 きょうの新聞では「脱官僚」というふうに載っていました。
 そううまくいくのかどうかは、わかりませんが、とにかく「政党」のためではなく「日本」のための政治    をしてもらいたいところです。
 日本すべてが急な変化には耐えられないと思いますので「周りの様子をみながら」の良いチェンジを期待したいと思います。

 とくに「老人」の医療費や介護の問題については現在、深刻な問題になっておりますので「是非」大きな改善を期待したいと思っております。

 「良い歯医者選び」も最後の段階に入ってきました。
 今までの基準ではいくら調べても分からないということもきっとあるんじゃないかと思います。
 このようなときは「もう、諦めて下さい」。
 といってもまだ方法はあります。

 その方法とは「セカンドオピニオン」です。
 ひとつのところで疑問に感じたときは「迷わず」もうひとつの医院を訪れて下さい。
 おおかた、ふたつの医院で「同じこと」を言われたら、それは正解のことが非常に多いと思ってくださ い。

 もし、その二つの医院で違うことを言われたら、もう1医院でみてもらいます。そこで、ほとんどの場合どちらか2つの意見が一致します。
 「そうなると、その2つの意見が、ほとんどの場合、正解となります」
 絶対というわけではありませんが、かなり確率が上がります。






講演と論文

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

先日、同年代の歯医者の方々と話をしてましたが、自分の子供がみんな大学受験をすることが多くなってきていました。そこで「どの学部」に入るのか聞いてみたところ「歯学部」と答えた人は結構少ないのにビックリしました。
ほとんどの人が「歯医者」にさせないようです。
理由は「お金」のこともありましたが、やはり歯科業界が厳しくなってきていることが大きいようでした。
なんだか「歯科医師」が夢のある職業じゃなくなってきているんじゃないかと心配になってきました。
自分の職業に「夢」があるかないかは、やはり「職業」というより自分の問題も大きいんじゃないかと思います。
これだけ景気が悪くなってしまうとどの職業でも多かれ少なかれ同じようなことが言えるんじゃないでしょうか。

「良い歯医者選び」も終わりにさしかかってきました。
どんなことでも言えると思いますが、自分のしたことを他のひとに見てもらうことはとても大切なことだと思います。
わたしの場合は歯科書物への「論文」と「講演」です。
これらの「発表」により、いろいろな貴重な意見を頂くことがありそれがとても勉強になります。

ひとりでの仕事というのは、どうしても自分中心となりちょっと方向が違ってきても修正できないことがでてきますが、この『発表』によりとても勉強させてもらっています。

歯医者という仕事の性質上どうしても自分を「客観的にみる」ということが難しいのですが、このことで修正がきいて「真の王道」を歩むことができていると手前味噌ですが自負しております。

本当に諸先輩、その他友人には感謝しております。

技工士さんについて

 『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

イチロー選手、大リーグ新記録すごいですね。
200安打を9年連続ということですが、それは野球がうまいということだけではまず無理だと思います。
プラス必要なのは、怪我をしないような体を作ることと、もうひとつはプレッシャーに負けない精神力です。
おそらくイチロー選手より打撃のうまい選手は今までにもいたと思いますが「長く続かない」「肝心なところで打てない」っていうことになってしまっていたことと思います。

きょうは、技工士さんについてです。
今まで、本当に技工士さん探しには苦労しました。
いくらいい「型取り」をしても、ここで失敗したら全部ダメになってしまうからです。

しかし、今は技工士さんにはとても満足しております。
現在、依頼している技工所は6ケ所あります。
かなり多いのですが、それぞれ一長一短があり、その良いとこ取りをしています。
もう、このパターンになって10年くらい経ちます。

もし、技工士さんの知り合いがいらっしゃったら「良い歯医者」はどこでしょうかって聞いてみて下さい。
かなり、良いレベルの歯医者を紹介してもらえるのではないかと思います。
我々の仕事は技工士さんと一心同体ですので一番その内容を知っていることと思います。

なかなか技工士さんとの接点はないかもしれませんが 、もしお話する機会がありましたら「歯医者」 の ことについていろいろと聞いてみてください。     

リコールについて

 『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

 最高気温26度、最高の響きですね。
 個人的にはベストの気温っていうのは24度だと思っておりますので、今くらいの気候が一番好きです。
 ただし、この季節、雨や台風が多くなってしまうので晴れた日は、とても貴重だと思うようにしています。

 今回も「良い歯医者」選びについてです。
 歯の治療は終わってからが実は「始まり」なんです。
 何のことかと言いますと、歯の治療が何年もつかは「治療が終わったとき」から数えはじめるからです。
 当然「良い治療」は長くもつわけですが、当然リコール(定期健診)が必要になってきます。
 このリコールが治療の今後を大きく左右してしまうと言っても過言ではありません。

 ですから、このリコールのシステムがしっかりと充実しているかどうかが、とても大切です。

 そのためには、前にも書きましたが「歯科衛生士」の数が絶対的に必要になってきます。
 当然、数だけではなく「質」も重要ですが、そこまではなかなか分からないと思いますので、とにかく「数」だけでも調べていただきたいと思います。

 一般的にリコールは3−6ケ月の間隔をおいて行いますが、6ケ月といっても「あっ」というまに過ぎてしまいます。
 がんばって「リコール」も受けていただきたいと思います。


 

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