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  • 2016.07.13 Wednesday
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インプラントの1回法と2回法の違い

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

きょうは、とても「さわやか」な天気ですね。
しばらく「晴れ」が続きそうなので、気分もさわやかになれそうな感じです。
まして、来週は火曜日が「休み」。
「文化の日」に感謝、感謝。

先日、インプラントについて患者様に説明を30分くらいしました。
今回、インプラントの1回法と2回法についての「違い」が何かの質問がありました。

この1回、2回というのは「手術」の回数のことです。
当然、2回より1回のほうが「手術」の数が少なくていいのですが、2回法の手術の2回目の手術というのは麻酔をして極少量の歯茎を切るだけのものなので、そんなに大変ではありません。

結果的に、どちらがいいかと言いますと「2回法」です。
なぜなら、インプラントの上に乗せる「アバットメント」という土台の部分の融通性が大きいからです。

具体的に言いますと、インプラントそのものの太さは約5mmですから、その上のほうがかなり大きくなります。
その大きさの調整を「歯茎」のなかで調整しなければならないのですが、2回法のほうがその「歯茎」のなかでのアバットメントの調整がしやすいのです。

あまりよく分からないかもしれませんが、インプラントの上には小さい歯も大きい歯もかぶせていかなければならないので、その形が作りやすいかどうかということになります。

ただし、1回法でも十分に形をつくる歯科医師もいます。
これは、1回法の欠点をよく知っている先生ですね。

絶対というわけではありませんが、2回法のほうがいいと思っています。

 

インプラントのコンピューターガイドシステムについて

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

だんだんと寒くなってきました。
寒いほうがいいのか、暑いほうがいいのかは人それぞれだと思いますが、このくらいの気温が一番快適なのではないでしょうか。
テレビを見てましたらキャンプが今ベストシーズンと言っていました。
そういえば、昔いろいろと道具をそろえたことを思い出します。
やはり子供が大きくなると行かなくなりますねー。

来月に最新の治療についてのプレゼンをします。
実は、昨日それに気がついて一瞬頭の中がパニック。

内容は前から決めていたのですが、集めていた資料が「ない」。
捜して、捜して約3時間、ありましたー。
ホッ。
みつかった時点で終わった気持ちになってしまいました(笑)。

ある業者さんが私のためにまとめてくれたCDだったので、なくしたとも言えず本当に困ってました。
これから大切なものを入れる所を絶対に作ります。

「その内容」はインプラントのコンピューターガイドシステムについてのものでした。
最近、このシステムの進歩が激しく、気がつくとどんどん変わってきてます。
インプラント治療において「骨」がないタイプや「前歯」において、なくてはならないシステムです。

具体的にはCT撮影をして、そのデーターでいろいろな「ソフト」を使ってシュミレーションし、インプラントを埋入するサージカルガイドというものを作るシステムです。

誤差200ミクロン以内という、かなり精度の高いシステムです。


この歯を抜くんですか?

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

いよいよ紅葉の時期に入ってきました。
最近は、ほとんど紅葉を見に出かけることがなかったので、今年は絶対に行くことにしています。
そうなると、どこがいいのか探さなければいけないのですが、やはり渋滞のことが気になりますので近場で高速がすいていることがまず条件になってきます。
プラス、今まで行ったことのないところで紅葉がきれいなところとなると、ないかと思いきや、それがあったんです。
がんばって、行くぞー。

きょうは、ちょっと難しい患者様についてです。
難しいといっても性格のことではありません。
歯周病で歯を抜くかどうかということです。

今まで何回も言ってきましたが「噛むと痛む」くらいに進行した歯周病の歯は、基本的に「抜歯」ということになることがほとんどです。
今回は、3本ブリッジのうちの1本が、そのような状態でした。
残りの1本が、まだ丈夫な歯だったので、その歯にかなりの力がかかっており、そのままにしておくとその歯もダメになってしまう状態です。

実は3本のブリッジになっているため、そのブリッジ自体ではある程度「噛める」状態なので患者様がかなり迷ってしまいました。
明らかに歯を抜いたほうがいいのですが***。

このように、歯科医師としては歯を抜いたほうがいいと思っていてもなかなか納得していただけないことも数多くあります。
しかし、その時思うのは、その結果ではなく患者様が私の説明をよく憶えていただいているかどうかです。
忘れてしまわないよう願うばかりです。




食片圧入について

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

きのうは、ちょっと遅く帰ったのですが台風のおかげで? ずぶ濡れになってしまいました。
台風が来ていることは知っていたのですが、まさかこんなに風と雨がすごくなるとは思ってもいませんでした。
先日、電車が止まったので今回も止まるのではないかとハラハラしてましたが、なんとか無事に帰ることができました。
かなり濡れてしまったけど。

きょうは「食片圧入」についてです。
食片圧入とは、歯と歯のあいだに食べたものがつまってしまうことです。
特に、繊維性の食べ物(お肉の筋、さきいか、ねぎ、ほうれんそう等)がよくつまります。
決して、歯と歯のあいだに食べ物が入って簡単にとれる場合とは違います。

その原因は歯と歯の接触状態が悪い、特に接触がゆるいことにあります。
そのままにしておいても、ほとんど改善することはないので注意が必要です。

治療法は残念ながら、その多くは詰め物やかぶせ物のやり直しになってしまいます。
あるいは改めて詰め物を作らなければいけません。
歯と歯のあいだにプラスチックの詰め物をする場合もありますが、早い時期にはずれてしまいます。

食片圧入が長引いてしまうと歯茎の炎症を起こして歯周病の原因となるばかりでなく、虫歯の原因にもなりますので早期に治療すべきです。

食事をしたら必ず「つまようじ」を使う人はその可能性が高いと思っていいのではないでしょうか。
ただし、歯間ブラシで簡単にとれるようであれば大丈夫だと思います。

歯と歯のあいだに食べ物がよくはさまって取れなくなってしまう方は一度、歯科医院でのチェックをおすすめいたします。


20年間、歯医者に行かないとどうなるの?

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことをかいています』
 
そういえば、患者様から先日の台風のとき、なぜJRの電車だけが止まってしまったのか、その原因を聞きました。
その理由とは、私はあまり憶えていないのですが、以前に北海道で風が強いために電車が脱線転覆してしまったことがあったようです。
結果的に、その時の風速(具体的な数値は?)を超えてしまうと電車を止めることになったとのことです。
 
でも、私鉄とJRの基準が違うというのもなにかおかしいと思うのですが、どうでしょうか?
 
今日は20年ぶりに歯科医院に来院された患者様についてです。
話をお聞きすると20年間、歯の痛みは全くなかったそうです。
ただ、今回はチョット歯に穴があいている感じがするので来院されたとのことでした。
 
実際は3本くらいの虫歯と少々の歯石がついているだけで大きな問題はありません。
その虫歯も、たぶんもう何年か前からあった感じのもので急に進行してしまうタイプではありませんでした。
虫歯にも歯周病にも罹りにくい方だということがよくわかります。
 
このように、実際の臨床では「疾患」に非常に罹りにくい人と罹りやすい人がいることに気がつきます。
ここで大切なのは「自分」がその「罹りやすい」のか「罹りにくい」のかを知ることです。
歯科の場合では、今までに治療をした歯が多いのか少ないのか、あるいは歯茎からよく血が出るか出ないのか、両親はどうなのか、などいろいろあります。
 
決して「罹りにくい」から歯科医院に行かなくていいという意味ではありません。
「罹りにくい人」でも、さすがに何十年も歯科医院に行かなければ、なんらかの問題がでてくるのが普通です。
自分はどのタイプなのか考えるだけでもメリットがあります。
 

人間の適応能力

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

きのうは知人からの誘いがあり「ジャズ」を聴きにいってきました。
音楽には非常に疎くて、その良さがわからずじまいでしたが、さすがプロという雰囲気だけは分かりました。
とくにボーカルは女性だったこともあり、熱心に聴いていました(笑)。
とにかく、生の演奏自体ほとんど聴いたことがないので、とても新鮮な感じがしました。

きょうの朝、インプラントの上部構造(かぶせ物)を3本、患者様にセットいたしました。
患者様、曰く
「なんか、急に大きいものが入ってしまったね」
でした。

そうです。
もう、しばらく歯がなくなっていたので、そのことに慣れてしまっていたのです。
そのことを考えると、人間って状況の変化に対する適応能力にかなり優れていると思います。

歯の状態が、どんどん悪くなってきても、その適応能力のせい(おかげ?)で悪くなっていることを、あまり感じない方も時々いらっしゃいます。
でも、実際はそのままにしておくと、取り返しのつかないことになってしまいますので歯にちょっとした違和感があるだけでも歯科医院にいらして頂いたほうがいいように思います。

いままで最高に適応?なさっていた患者様は、歯が1本もないのに、どんなものでも咬めるとおっしゃった方でした。
この言葉を聴いた時は本当に????でした。
こんなこともあるんですね。

どんな時でも歯に異常を感じた時は、その感覚がなくなったとしても、ほとんどの場合はその中の状態は変わっていません。
早めに歯科医院に行ってくださいね。
 

インプラントの講演

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

きのうは楽天が劇的な敗戦をしてしまいました。
残念デス。 
どうも、CSはいつもと違ってみんな本当に真剣な感じで、とてもおもしろい試合が多いのではないでょうか。
これから日本シリーズまで、もっともっとおもしろくなりそうなので目がはなせなくなりそうです。
ガンバレ巨人?

きのうはstraumann implantの本社へ行って講演を2時間半くらいしてきました。
内容はSPI implantの説明とstraumann implantのメリットとその活用法についてでした。
最後には「サイナスフロアーエレベーション」の実習も行い、より実際に近い内容としました。

1回、途中で質問の時間をとったのですが、質問が多くて残念ながら途中になったものもあったくらいです。
最後にも質問を受けたのですが、なかなか臨床的ないい質問が多かったので私の講演がかなり理解されたと実感いたしました。

おおかた、仕事が終わってからの講演というのは、どうしても寝てしまう人が多いのですが、ひとりも寝ている人がいなかったのには驚きました。

途中つまらない「お笑い」をいれたせいでしょうか?

現在、やはり景気が悪いため、インプラントをする患者様も減ってきているようで、詳しい知識とテクニックがより必要とされているのではないかと思いました。

それぞれのインプラントにはそれぞれいいところがあり、どのインプラントが一番いいということはないと思っています。
ベストなことは、それぞれのインプラントのいいところをいろいろな症例で使い分けることではないでしょうか。

難しい根管治療

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

み、見えました。
流れ星。
きのうの11時ころ、オリオン座のど真ん中でした。
とても明るくてビックリ。
夜空を見て5分後のことです。
ただし、そのあと20分くらい見てましたがダメでした。
結局その1回だけ。
残念。

最近、難しい根管治療が多くなってきました。
たとえば、ここ10年全く問題のなかった歯に痛みがでてきたりです。
X線で確認しても根管充填にはなにも問題がありません。

根管治療は目でみてできる治療ではないためX線が唯一たよりになるのですが、それがOKですと、とにかく再治療に入るしかありません。
実際、治療にはいっていきますと、このような場合半分以上に問題がみつかりますが、あとは原因不明の場合もあります。

とにかく目でみての治療ができないということが根管治療の難しいところです。
結局、抜かなければならないことも出てきますが、そのような時は必ず抜いた歯の根の部分を直接みて、その原因が何だったのかを確します。

その原因で多いのは、もう根の先端が吸収してきていたり、根管の出口の部分が開いていて大きくあなのあいている状態のときではないかと思っております。

正直、この状態では治療しても治らないということが実感できます。


口臭の原因とその対応

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

きのうはゴルフの「日本オープン」でした。
またまた遼くんが活躍してプレーオフまでいきましたが残念ながら優勝することができませんでした。
優勝した小田選手は、このメジャー大会が初優勝で5年間のシードと優勝賞金4000万そして全英の出場権を得て幸せいっぱいだと思います。
自分の打ったボールが奥様にあたりフェアウェイにもどってきたという考えられないような「幸運」にも恵まれたことも大きかったのではないでしょうか。
小田選手のこれからの活躍を期待して応援していきたいと思います。

きょうは歯ブラシについてです。
多くの方は歯ブラシだけで、お口の中がきれいになったと思っているようです。
しかし、歯ブラシだけでは一番肝心なところが磨けていないばかりではなく「口臭」の原因になっているところがそのままなのです。

どこが磨けていないかといいますと、それは「歯と歯のあいだ」です。

歯ブラシだけでは90パーセントは磨けていないと思ってください。
きちんと磨くためには必ず「フロス」「糸ようじ」が必要になります。

残念ながら、このフロスを使う習慣は、今の日本にはありません。
日本での使用率は2−3パーセントというデーターが出たことがあるくらいです。
よくアメリカの映画では朝に、このフロスをしているシーンがあります。
そうです、アメリカではフロスがもう習慣として定着しているのです。

この「歯と歯のあいだ」というのは最も「虫歯」と「歯周病」になりやすい場所であるだけではなく、いつも磨いていないため「口臭」の原因になっています。

一度やってみてください。
そして、そのフロスの臭いを嗅いでみてください。
きっと、ビックリすることと思います。


インプラントの講演

『秋葉原の歯医者が歯医者にしか書けないことを書いています』

来週の水曜日に日本でもメジャーなインプラントの会社の社員に最新のインプラント情報についての講演をします。
そのための打ち合わせを昨日1時間程いたしました。
内容は、あらかじめお聞きしていたのですが、追加で骨のない部分へのインプラント埋入についての話をすることになりました。

インプラントを売っている人であっても、うわべの知識があるだけで、つっこんで質問されると分からなくなることが多いようです。
そういったことのないように、いろいろなインプラントの知識をもっている歯科医師に講演をお願いなさっているとのことでした。

今、日本では日本製、外国製の数十種類のインプラントが発売されています。
それぞれ特徴があって一長一短があるのですが、なかなか全部の種類を知ることは出来ません。

ただし、インプラントの表面性状については世界的にみても「サンドブラスト」「酸エッチング」がゴールデンスタンダードとなっていますので、私としてはそれ以外のインプラントには興味がありません。

最近、インプラントの表面にHAコーティングしたものが売れているようですが、その理論的背景には疑問があるので、まだまだ患者様に使用しようとは思っていません。

個人的には、もう20年以上にわたって使っている「サンドブラスト」インプラントには、ものすごく信頼をおいていますので今さら他のインプラントへの移行は無いと思っております。

同じインプラントといっても、いろいろな種類のものがありますので、もしインプラントをされる場合はどのような種類のインプラントなのか歯科医師に聞いてみてもいいのではないでしょうか。

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