こんにちわ、Dr.Yamamotoです。
乳歯は生えかわりますが、虫歯の痛みや不快感があることに変わりはないですし、乳歯が虫歯になり早期に抜歯されてしまうと、永久歯の歯並びが悪くなってしまいます。
そのため、お子さんの口腔内を良好な状態に保つために、米国歯科医師会(ADA)は、次のようなことを提案しています。
・子どもに細菌を移す可能性があるので、食器を共用したり、親がおしゃぶりを口に入れたりしない
・乳歯が生え始めるまでは、湿らせたガーゼなどで赤ちゃんの歯茎をぬぐう
・乳歯が生え始めたら、子ども用の歯ブラシで磨く。フッ素入り歯磨きは、2歳になるまでは使用しない。
・歯磨きの量は2歳から6歳までは豆粒大ぐらいが目安
・歯磨きを飲み込まないように、6〜7歳になるまでは、歯磨きの様子を注意深く見守る
・ほ乳瓶を持ったまま寝かせない
・おしゃぶりは常に清潔にし、はちみつや砂糖水に浸けたりしない
・1歳になるまでにコップを使って飲めるように促す
小さい頃から虫歯になりづらい習慣を身につけておけば永久歯に生え変わってからも良好な口腔内を保てるので、
乳歯を虫歯にしないようにしましょう