こんにちは、歯科医師の山本です。
今回はホワイトニングの方法について説明したいと思います。
まず方法としては
生活歯(神経がある歯)に行う
1.診療室で行う、オフィスホワイトニング
2.自宅で行う、ホームホワイトニング
3.両方併用する、デュアルホワイトニング
の3つがあります。
失活歯(神経をとっている歯)に行うのは
インターナルブリーチング
の一つだけですが、失活歯の場合は生活歯に行う方法も併用可能です。
1のオフィスホワイトニングですが
メリット
・強い薬を使用するためその日のうちに効果がでる
・自分で行う手間はない
デメリット
・色が後戻りしやすい
・チェアタイムが長くなる
2のホームホワイトニング
メリット
・患者さん自身のペースで、ご自宅でホワイトニングを行うことができる
・色が後戻りしにくく、長持ちする
・チェアタイムは短い
デメリット
・効果がでるまで時間がかかる。2週間以上ご自宅で行っていただきます。
・ホワイトニング中は着色性の食品は控えなくてはいけない
(コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラ、たばこ、ケチャップやソース、カレー、チョコレートなどです。)
・自分でやるため手間がかかる。(一日2時間マウスピースをはめなくてはいけません)
3のデュアルホワイトニングはこの二つを同時に行うため効果は高いので
ホワイトニングで高い効果を期待したい場合に行います。
ホワイトニング共通のデメリットとして
・知覚過敏が出てしまうことがある
・後戻りしてしまう
がありますが、知覚過敏にかんしては抑制用の薬もありますので併用することで症状を和らげることもできますし全く症状のでない方もいらっしゃるのでしっかり検査を受けて頂いてから処置にはいることが大事だと思います。
後戻りに関しては、起こってきたら、タッチアップホワイトニングというメンテナンスを行います。これによってホワイトニング直後の白さを保つことができます。少しの処置で白くすることができるのでメインテナンスで行うことをおすすめします。
実際にホワイトニングを行った症例です
オフィスホワイトニングのみ
ホームホワイトニングのみです。
最後にインターナルブリーチングの症例です
歯の裏側から薬を入れて白くしていきます。何回か交換は必要ですがかなり効果が高いので
悩んでいる方がいっらしゃるようでしたらご相談ください。